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オゾン層破壊物質の特徴は、極めて反応性が低く、水に対する溶解度が低いことであり、大気中に長い時間存在します。これらの物質がオゾン層より上層へ移動すると、いままでオゾン層により遮蔽されてきた強い紫外線によって分解され、反応性の高い物質に変換され、オゾン層を連鎖反応により破壊してしまいます。
「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」により、オゾン層を破壊する物質が「特定物質」として規制の対象になりました。
具体的にはCFC(クロロフルオロカーボン)、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)、ハロン、四塩化炭素、1,1,1-トリクロロエタン、HBFC(ジブロモペンンタフルオロプロパン)、ブロモクロロメタン、臭化メチルです。
一般的にフロン類と呼ばれているのはCFC、HCFCです。
このモントリオール議定書により、2020年までに上記規制対象物質すべてを全廃することが求められています。
以下に、オゾン層破壊物質の強さとその寿命を示します。
| 物質名 | オゾン層破壊係数 | 大気中の寿命(年) |
| CFC-12 | 1 | 100 |
| CFC-113 | 1 | 85 |
| CFC-11 | 1 | 45 |
| 四塩化炭素 | 0.73 | 26 |
| HCFC | 0.02~0.12 | 1~26 |
| 1,1,1-トリクロロエタン | 0.12 | 5 |
オゾン層破壊係数は、CFC-11の強さを1としたときのそれぞれの物質の強さを示します。
大気中の寿命は、その値が大きいほど、その物質がオゾン層に到達しやすく、破壊への影響度が大きいことを示します。
上記の表のとおり、フロン類が最も影響が大きいことがわかります。
札幌市においても、影響が強いとされているフロン類のうち、使用目的が多岐にわたっていて、使用量が多いと推測される、「CFC-11」、「CFC-12」、「CFC-113」を調査対象として、2005年度より継続して調査しています。
調査地点は北1条局、山鼻局、東月寒局の3箇所です。

参考として、環境省の調査結果を併せて掲載します。環境省の調査地点は北海道の根室・稚内周辺です。
調査結果は以下のとおりです。
●CFC-11

●CFC-12

●CFC-113

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