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水痘の感染予防の注意喚起に活用することを目的として、感染症発生動向調査で得られたデータを用いて、1999年~2012年の札幌市における水痘の流行状況を解析した。この結果、札幌市では、例年初夏と冬季に患者報告数が増加すること、定点あたり患者報告数の年平均値が全国的な状況よりやや高い傾向にあること、年齢別患者報告割合について1~4歳が高いこと、小児科定点調査であるが20歳代も毎年報告があることが確認された。
厚生労働省通知平成22年12月24日付け食安発1224第1号により「食品中に残留する農薬等に関する試験法の妥当性評価ガイドライン」が改正されたことを受け、より多種の動物用医薬品と食品を検査対象とした一斉試験法の確立を目指し、厚生労働省通知による「HPLCによる動物用医薬品等の一斉試験法1.」に基づく試験法を検討した。妥当性評価ガイドラインに従って新規一斉試験法の妥当性評価を行ったところ、食肉、魚介類及び鶏卵について、30~37項目の動物用医薬品で良好な結果が得られたので報告する。
厚生労働省通知平成22年12月24日付け食安発1224第1号「食品中に残留する農薬等に関する試験法の妥当性評価ガイドラインの一部改正について」に基づき、GC-MS/MS及びLC-MS/MSによる残留農薬一斉試験法の妥当性評価を行った。GC-MS/MS測定農薬については、ほうれんそう、キャベツ、ばれいしょ、オレンジ、りんご、玄米、大豆、茶の8作物を対象とし、茶以外ではそれぞれ196農薬中8~9割、茶では154農薬中6割が目標値を満たした。LC-MS/MS測定農薬については、ほうれんそう、オレンジの2作物を対象とし、それぞれ58農薬中7~8割が目標値を満たした。
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