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乾燥濾紙血液によるT-IgE、S-IgEの高感度測定
-アトピー発症の予知としての新生児スクリーニングへの応用の可能性-
第1回北海道アレルギー研究会
平成9年6月 札幌
福士 勝 野村由加利 小田 浩道 藤田 晃三 我妻 義則*1 梅津 愛子*2
化学発光免疫測定法による乾燥濾紙血液IgEの高感度測定法を開発した。新生児スクリーニングの検体を用いて新生児期IgEレベルとアトピー発生との関連を検討する疫学的調査に有用である。
*1 わがつまこどもクリニック
*2 うめつ小児科
新生児スクリーニングにおける国際協力シンポジウム
-世界の新生児スクリーニング-
第25回日本マス・スクリーニング学会
平成9年9月 東京
福士 勝
札幌市で行っている国際協力事業団委託の「新生児・乳児スクリーニング検査技術研修」の概要とその成果を報告した。
Is mass screenig for neuroblastoma ineffectve?
第25回日本マス・スクリーニング学会
平成9年9月 東京都
西 基*1 三宅 浩次*1 武田 武夫*2 花井 潤師 藤田 晃三
カナダケベック州および埼玉県の神経芽細胞腫スクリーニング結果に関する論文を、札幌市のスクリーニング結果と比較して、その問題点を考察した。
*1 札幌医科大学公衆衛生
*2 国立札幌病院小児科
大量検体処理が可能な新しい遺伝子変異のスクリーニング法;Allele Specific PCR with Microfluorometryの開発について
-MELAS3243変異の検出-
第25回日本マス・スクリーニング学会
平成9年9月 東京都
山口 昭弘 田上 泰子 福士 勝 小田 浩道 藤田 晃三 楠 祐一*1
ミトコンドリアDNA3243変異によるMELASのマススクリーニング法として、Allele Specific PCR とマイクロプレート蛍光測定装置を組合せた安価で迅速な方法を開発した。
*1 北海道療育園
AccQ、Tagアミノ酸HPLC分析の先天性代謝異常症スクリーニングへの応用
第25回日本マス・スクリーニング学会
平成9年9月 東京都
山口 昭弘 田上 泰子 福士 勝 小田 浩道 藤田 晃三
乾燥濾紙血液、血清および尿のいずれを用いても、アミノ酸21項目の測定が可能なHPLCシステムを開発した。
蛍光マイクロプレート酵素法;エンザプレートキットによる新生児先天性代謝異常症マス・スクリーニングの実際
第25回日本マス・スクリーニング学会
平成9年9月 東京都
山口 昭弘 田上 泰子 福士 勝 小田 浩道 藤田 晃三 藤井 正*1 中村 健冶*1
新生児スクリーニング対象先天性代謝異常4疾患の蛍光マイクロプレート酵素法の市販キットによるスクリーニング応用時の評価を行なった。本法は迅速性、定量性、客観性、内部精度管理の容易さなどの点で優れている。
*1 札幌IDL
札幌市における生後1歳2ヵ月児の神経芽細胞腫スクリーニングについて
第24回日本マス・スクリーニング学会
平成9年9月 東京都
花井 潤師 野村由加利 福士 勝 小田 浩道 藤田 晃三 西 基*1 三宅 浩次*1 武田 武夫*2
札幌市の生後1歳2ヵ月神経芽細胞腫スクリーニングでは70,587人から12例の患児が発見された。発見された患児の半数以上は自然退宿例と考えられた。
*1 札幌医科大学公衆衛生学
*2 国立南札幌病院
日本人Wilson病遺伝子変異のPCR/Direct Sequencingによるスクリーニングについて
第25回日本マス・スクリーニング学会
平成9年9月 東京都
山口 昭弘 田上 泰子 福士 勝 小田 浩道 藤田 晃三 長坂 博範*1 荒島 真一郎*2
日本人Wilson病10家系についてのPCR/Direct Sequencingによる責任遺伝子変異の解析を行った。本法は乾燥濾紙血を材料として10種類のエクソンの解析が1日で可能であった。
*1 北海道大学医学部小児科
*2 北海道教育大学小児保健
第25回日本マス・スクリーニング学会
平成9年9月 東京都
鈴木 健*1 笹島 薫*1 穴澤 昭*1 福士 勝 山口 昭弘 春木 英一*2 木下 洋子*3 山上 祐次*3 大和田 操*4 北川 照男*4
尿中セルロプラスミンのELISAによる測定は幼児および学童を対象としたウイルソン病スクリーニングに有用である。
*1 東京都予防医学協会
*2 神奈川リハビリテーション病院
*3 神奈川県予防医学協会
*4 駿河台日本大学病院小児科
新生児マス・スクリーニングで発見されたBiotinidase欠損症の日本人初症例について
第25回日本マス・スクリーニング学会
平成9年9月 東京都
山口 昭弘 田上 泰子 福士 勝 小田 浩道 藤田 晃三 荒島真一郎*1 R.Pomponio. B. Wolf*2
15万人の新生児スクリーニングにより1例のBD患児が発見された。患児はグリコシル化領域のミスセンス変異N489Tのホモ変異接合体であり、残存酵素活性も10%以下であった。
*1 北海道教育大学小児保健
*2 Virginia Common Wellth University
第25回日本マス・スクリーニング学会
平成9年9月 東京都
花井 潤師 野村由加利 福士 勝 小田 浩道 藤田 晃三 穴澤 昭*1 松本 勝*1 児玉 京子*2 沼田 公介*3 澤田 淳*4
1992年から実施してきた神経芽細胞腫スクリーニングの精度管理の成果と今後の課題について考察した。
*1 東京都予防医学協会
*2 名古屋市衛生研究所
*3 大阪血清奈良研究所
*4 京都府立医科大学小児科
第13回日本小児がん学会
平成9年11月 熊本市
西 基*1 三宅 浩次 武田 武夫*2 畑江 芳郎*3 花井 潤師 藤田 晃三 石川 順一*4 工藤 亨*5 東 寛*6 田中 稔泰*7 一宮 久恵*7
北海道におけるHPLC神経芽細胞腫スクリーニングを受検した出生コホートの1から4歳における神経芽細胞腫患児の発生数・死亡数をスクリーニング実施前と比較した。
*1 札幌医科大学公衆衛生学
*2 国立南札幌病院
*3 国立札幌病院
*4 北海道大学医学部小児科
*5 札幌医科大学医学部小児科
*6 旭川医科大学小児科
*7 北海道薬剤師会検査センター
第39回日本先天代謝異常学会
平成9年11月 徳島
山口 昭弘 福士 勝 小田 浩道 藤田 晃三 長坂 博範*1 小林 邦彦*1 荒島 真一郎*2
日本人Wilson病12家系についてのPCR/Direct Sequencingによる責任遺伝子ATP7B遺伝子変異の解析を行った。全例が複合ヘテロ接合体であった。
*1 北海道大学医学部小児科
*2 北海道教育大学
第29回日本小児感染症学会
平成9年11月、佐賀市
室野晃一*、平野至規*、Jiwei Zhang*、藤田晃三
1995年1月から1997年6月に旭川医科大学小児科病棟に入院した患者27人および病棟看護婦2人から分離されたメチシリン耐性黄色ブドウ球菌56株についてパルスフィールドゲル電気泳動パターンに検討を加えた.そのプロファイルは9つのパターンに分類されたが、約90%が一つのゲノタイプあるいはそのサブタイプに属した.
* 旭川医科大学小児科
第23回札幌市医師会医学会
平成10年2月、札幌市
藤田晃三、小田浩道、福士 勝、田上泰子、山口昭弘、三上 篤、本間かおり、上村友也*1、宮田睦彦*1、荒島真一郎*2、大柳和彦*3、藤枝憲二*4、工藤 亨*5、南部春生*6、後藤史郎*7、菊池由生子*8、高杉信男*9
札幌市が全国に先駆けて1977年に先天性代謝異常症の新生児マス・スクリーニングを開始してから20年が経過した。この間、検査技術の向上と関連機関の協力のもと、先天性甲状腺機低下症など新たな対象疾患の拡充を行い、約40万人の中から145名の患児の早期発見・治療を可能にしてきた.その変遷と成績について報告した。
*1 札幌市衛生局
*2 北海道大学医学部小児科
*3 大通こどもクリニック
*4 北海道大学医学部・小児科
*5 札幌医科大学医学部・小児科
*6 札幌市小児科医会
*7 札幌市産婦人科医会
*8 前札幌市衛生研究所所長
*9 札幌市健康づくり事業団、元札幌市衛生研究所所長
第23回札幌市医師会医学会
平成10年2月、札幌市
藤田晃三、花井潤師、野村由加利、福士 勝、小田浩道、上村友也*1、宮田睦彦*1、高杉信男*2、菊池由生子*3、武田武夫*4、畑江芳郎*5、西 基*6
札幌市では、1981年4月から生後6カ月の乳児を、1991年4月からは生後1歳2カ月の乳児を対象にした2回の神経芽細胞腫マス・スクリーニングを実施しているが、1997年10月までに、それぞれ49例、13例の患児を発見し治療を行った.これまでのスクリーニング結果および今後の課題について報告した。
*1 札幌市衛生局
*2 札幌市健康づくり事業団、元札幌市衛生研究所所長
*3 前札幌市衛生研究所所長
*4 国立療養所札幌南病院
*5 国立札幌病院・小児科
*6 札幌医科大学医学部・公衆衛生学
第23回札幌市医師会医学会
平成10年2月、札幌市
藤田晃三 小田浩道 福士 勝 三上 篤 本間かおり 上村友也*1 宮田睦彦*1 高杉信男*2 菊地由生子*3 後藤史郎*4 上條桂一*5 今野則道*6 和田典男*7 真尾泰生*8 紅粉睦男*9 藤本征一郎*10 藤枝憲二*11:
札幌市で1986年から実施している妊婦甲状腺機能スクリーニングでは、バセドウ病や橋本病など甲状腺機能異常が259人に1人の高頻度で検出された.本スクリーニングは甲状腺機能異常を有する妊婦を早期に発見し、専門医による適切な治療・管理により正常な分娩と健康児の出産を実現するために有効であり、その成績を報告した.
*1 札幌市衛生局
*2 札幌市健康づくり事業団、元札幌市衛生研究所所長
*3 前札幌市衛生研究所所長
*4 札幌市産婦人科医会
*5 上條内科クリニック
*6 こんの内科クリニック
*7 市立札幌病院・内分泌代謝内科
*8 勤医協札幌北区病院
*9 勤医協札幌病院
*10 北海道大学医学部・産婦人科
*11 北海道大学医学部・小児科
第23回北海道・東北ブロック公害研研究連絡会議
平成9年10月 札幌市
小田達也、丸山享、向原紀彦、藤田晃三
SPME(マイクロ固層抽出)とGC/MS(TIC)を用いて、環境中に流出した油分の同定法の検討を行った。
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