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更新日:2011年3月4日

平成22年度第16回定例市長記者会見記録

日時

日時:2011年1月4日(火曜日)10時00分~

場所 記者会見室
記者数 15人

市長から下記の話題について発表しました。

引き続き、次の話題について質疑が行われました。

配布資料

発表内容

 年頭に当たって

 どうも皆さん、明けましておめでとうございます。ことしもどうかよろしくお願いを申し上げます。

 冒頭でありますけれども、新年早々明るい話題ということで、札幌山の手高等学校の女子バスケットボール部が3冠を達成するというふうな快挙を達成したということで、大変私も興奮をしているところでありますが、きのう、大学2位の愛知学泉大学に残り6秒でシュートを入れて逆転勝ちしたという粘り強さというか、勝ち運の強さと、こういったものは札幌市もあやかりたいというふうに思ったところでありますけれども、こういう全国的に活躍する子どもたちが札幌にもたくさんいるということを本当に誇りに思いますし、これから、この機運といったものをことしの札幌市につなげていけるように努力をしていきたいなと、こんなふうに思っているところであります。

 年頭でありますので、そういう明るい話題から、ことしのトピックスあるいは決意といったものを含めましてお話をさせていただければありがたいなと、こんなふうに思っております。

 先ほども職員へのごあいさつをさせていただきましたけれども、まず札幌の都心に新しい顔が誕生するということは、札幌市にとりまして大変重要なニュースでございますので、これを前向きに本当に捉えて、これから頑張っていきたいなというふうに思っております。

 3月12日、待ちに待った「札幌駅前通地下歩行空間」が完成をいたします。札幌駅からすすきのまでの1,192メートル、これが結ばれるわけであります。歩行空間には市民の皆さんが利用できる広場といったものが設けられるほかに、建て替えが進む沿道ビルとの接続をすることによりまして、新たなにぎわいといったものが経済活動を活性化させ、そしてまた文化的な、さまざまなアピールポイントも、たくさん出来上がってくるというふうに考えております。これを基点に、しっかりとしたまちづくりに励んでまいりたいというふうに思います。

 また、この春には、創成川通の地上部に「創成川公園」が完成をいたします。「創成川」を境にいたしまして、ある意味では東西が分断されていたというふうな趣がなかったわけではありませんが、都心部と「創成川イースト」といったものが連続化されるという大きなチャンスになるものというふうに思っております。

 そして、創世1.1.1区(さんく)においては、北1西1街区の再開発事業が本当に本格化をしてまいります。「市民交流複合施設」について、3月までに施設規模などについて取りまとめをしていく予定でございます。

 ほかの地権者の皆さん方との協議がございますので、札幌市が行う事業については、大体3月ぐらいまでにどういうものを造るのかということを多くの皆さま方にお知らせをしていきたいというふうに考えておりますが、全体像につきましては、再開発準備組合で取り組みを進めておりますので、ことし中に概要を取りまとめさせていただいて、多くの市民の皆さま方にもご期待をいただけるようなものにしていきたいと、こんなふうに考えております。

 それから、観光施設につきましては、藻岩山が現在整備を進めておりますけれども、12月には、この藻岩山施設もリニューアルオープンをするということになります。ロープウエーの更新だとか老朽化しました展望台の建て替えをはじめといたしまして、中腹から山頂にかけては、バリアフリーに対応した新たな輸送施設が導入されることになります。環境・安全に配慮いたしました、より魅力のある施設に生まれ変わるところであります。

 また、路面電車の最寄りの駅からでございますけれども、ロープウエーの山麓駅までシャトルバス、これは電気自動車、EV(Electric Vehicle)でやろうというふうに考えておりますが、これをシャトルバスとして随時運行するということにさせていただく予定でございます。

 これによりまして、藻岩山は山麓からてっぺんまで、もっと言えば路面電車を降りてから藻岩山のてっぺんまで、ほぼバリアフリーで、横移動だけで、お年寄りや障がいのある方も、あるいはハイヒールを履かれた女性の方であっても、便利に登ることができると、頂上を極めることができるということで、観光資源としての役割が一段と素晴らしいものになっていくだろうと、こんなふうに考えているところであります。

 今もお話ししましたが、この路面電車の問題、昨年10月から12月まで市民会議でさまざまな議論を詰めてまいりました。

 市民への情報提供や意向把握ということについて、これまでもやってきたところでありますが、これらを踏まえまして、ことし3月ごろまでには、関係機関などとの協議も進めながら、延伸について、より具体的な考えを示してまいりたいと、このように考えております。

 ご承知のように、札幌は、地域ブランド調査によりまして「魅力的なまち」として全国ナンバーワンの称号を頂いているところであります。

 私は、この知名度や好感度の高いまちだということを認識していただいているということ、これは本当にうれしく思うところであります。そう思う一方、これからは、「実際に訪れてみよう」という、そして「住んでみよう」「経済活動をそこで展開してみよう」「投資をしてみよう」と、そういうふうに思っていただける、そして、それが具体的に行動に結び付いていけるような、そういう誘導的な政策も大切だと、このように考えております。

 先ほどもご紹介いたしましたけれども、ことしは札幌に新たな機能が加わります。まちはますます魅力的になるわけでありますので、シティプロモートを中心にこの活動を本格化させまして、札幌市の持つさまざまな魅力を国内外に広く発信していくことで、産業の活性化といったものを図ってまいりたいと、このように考えているところであります。

 また、若者たちの活気にあふれた「創成川イースト」だとか、ITなどの勢いのある創造産業が集まります狸小路の「ぽんぽこバレー」など、都心を中心にいたしまして街にはいろいろな活力が芽生えてくるものだと、このように期待をしております。

 創造性豊かな人材を育て、つないでいくためには、「創造都市さっぽろ」のさらなる推進に努めるとともに、観光産業の振興あるいは食関連加工業を中心といたしました企業誘致といったことにも力を入れていきたいと、このように考えているところでございます。

 経済・雇用対策でありますが、雇用情勢というのは、ご承知のように依然として厳しい状況が見込まれます。求職者の就職確保というのは、当面大きな課題でありますが、引き続き、緊急雇用創出事業など、国のさまざまな雇用対策を最大限に活用するとともに、雇用におけるミスマッチの解消ということが大きな課題でありますので、このミスマッチの解消のために、さまざまな施策を取ってまいりたい、あるいは企業の採用意欲といったものを喚起する施策などに積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

 また、雇用の場の確保・創造のためには、何よりも産業振興を進めるということが重要であることだと考えておりますので、今月中にも「産業振興ビジョン」を策定いたしまして、今後、ビジョンに掲げるさまざまな施策を着実に実行に移していきたいと、このように考えております。

 札幌は、北海道あっての札幌でございます。札幌の都市機能といったものを北海道の各市町村に活用していただき、北海道全体の価値を高めていくということが札幌の役割であり、かつ札幌がそのことによって盛んになっていくということにつながるものだと、このように思っております。その意味で、「北海道の中における札幌」というのが私どものキーワードにしなければならないものだというふうに考えておりますし、道内各都市との連携強化といったことに努めてまいりたいと思っております。

 今後も道都として、北海道発展のけん引役として、引き続き道内市町村とのネットワークを強化し、そして経済・観光分野などを中心に連携した取り組みを展開してまいりたいと考えております。

 北海道新幹線の札幌延伸につきましては、北海道の潜在能力といったものをオール日本で活用、活性化していく、役立てていくということのために、是が非でも大切なインフラだと考えております。札幌まで早く延伸をさせるということは、国家戦略的に極めて妥当なものでありまして、早くこれを進めなければならないというふうに確信を持って考えているところであります。

 今後も、北海道や関係自治体、経済界との連携を図りながら、1日も早い札幌延伸の実現を目指して努力をしてまいりたいと考えております。

 ことしの景気の先行きにつきましては、これは不透明感といったものや厳しい雇用情勢などがございまして、市民を取り巻くこの環境というものは、依然として厳しい状況にあるというふうに思います。

 そういう意味では、経済状況の不透明さということと、生産力を担う労働生産人口の減少と、少子高齢社会といったものが、これまで経験したことがないほど急速に、全世界的にも極めて速度が速い、急速にこれがわれわれの目の前に突き付けられてくるということがあるわけでありますので、本当に厳しい状況にあるというふうに思います。

 そんな意味で、私たちが経験したことのない高齢社会における真の豊かさといったものを求める、挑戦をしていく年というふうに位置付けをしているところであります。

 市民の皆さんが抱える生活の不安感といったものを払拭(ふっしょく)するために、これまでにやってまいりましたことと同様に、高齢者・障がい者福祉をはじめ、子育て支援や経済・雇用対策など、市民生活に直結した分野については、今後も計画的に、かつ積極的に取り組んでいく所存でございます。

 一方で、昨年の篠路の清掃工場を廃止に持ち込んだという経験を、私たちは持っております。これは「市民力」の勝利だというふうに私は考えているわけでありますが、こういう力が未来を切り開いていくんだということも確信をしているところであります。

 団塊の世代が退職をし、地域に戻っていく時代でございます。それぞれの職場で培ったさまざまな技術、ネットワーク、こういったものが地域の中で生かされていく、その地域生活の層が厚みを増していくと、こんなふうに考えておりますので、これまで私たち行政に任されていたこと、行政を頼りにしていたことを、地域の中で解決していくという大きなパワーが地域の中に生まれてくるということを期待していきたい、このように思っております。

 それを実現するために、そういう想像力を働かせて、私は、きょう「想」という字を書きまして、市民の皆さんと一緒に札幌市役所、頑張っていくぞと、そんな思いを託したところでございます。

 今後も引き続き、市民と共に考え、共に悩み、そして共に行動をしていくということを実践していきたいというふうに思います。その上で、市民誰もが幸せを感じ、そして元気に活動できる「市民の力みなぎる、文化と誇りあふれる街」札幌を市民と共に築いていく所存でございます。

 本年も本当にどうかよろしくお願いを申し上げたいと存じます。

 鈴木章・北海道大学名誉教授と札幌市長との対談について

 昨年、北海道にとりましても札幌市民にとりましても快挙でございますが、北大の鈴木章名誉教授がノーベル化学賞を受賞されました。

 この鈴木章先生と私との対談が実現することになりました。新年にふさわしい明るい話題かなというふうに私ども思っているわけでありますが、鈴木先生が授賞式にストックホルムに行かれまして、ストックホルムの空港に着いた途端に、「いや、札幌より寒いな」というふうに一言漏らされました。そういうところで「札幌」が比較の対象に出てくるということを、本当に私はうれしく思ったところであります。

 多忙な日々を過ごしておられる鈴木先生でありますけれども、このたび貴重な時間をちょうだいいたしまして、ノーベル賞受賞を記念した特別対談というものを、私との間でさせていただくことになりましたので、ご紹介をしたいと思います。

 この対談は、2月8日の午後3時からでございまして、大通西19丁目にございますWEST19で開催をさせていただきます。テーマは、「Boys, be ambitious」とする予定でございます。

 鈴木先生の貴重な体験を通じまして、青少年が志を抱くということだとか、精進・努力、「セレンディピティ(思わぬ発見をする才能、思いがけないものの発見)」、こういったことが大切だというふうなことを、未来を担う若者に向けてメッセージを発信していただきたいと考えております。

 当日は、札幌市立高校の8校の生徒約280人を招いてお話を聞いていただきますと同時に、インターネットを活用したライブ中継によりまして、広く市民に発信をしていく予定でございます。

 また、対談の様子は、後日、広報番組でも紹介させていただく予定になっておりますので、ぜひ多くの市民の皆さんにご覧いただきたいと、このように考えているところであります。

 副市長の年頭あいさつ

 小澤副市長のあいさつ

 おめでとうございます。よろしくお願い申し上げます。

 ことしは、もうご案内のように、4月10日に選挙ということがございまして、これは上田市政1期目、2期目について、市民の方々から評価を頂く時期ということでございます。これは、市長が評価を頂くということと同時に、それを支えてまいりました私ども職員に対する評価でもあるというふうに私は思っております。残り期間はわずかでございますけれども、職員と一緒になって全力を尽くして市長を支えてまいりたいと、そんな思いでこの新しい年を迎えたところでございます。

 よろしくお願い申し上げます。

 中田副市長のあいさつ

 皆さま、明けましておめでとうございます。

 6日間の正月休みがあっという間に過ぎたなというふうに思っておりますけれども、私個人的な話になりますけれども、役所に入ったのが昭和47年、1972年でございます。この年は、冬季オリンピックが開催され、また、札幌地下街が完成し、地下鉄南北線も開通をして、人口100万人を超えて、政令指定都市になったという、札幌がピカピカ輝いていたと。その役所に入って、私自身本当に誇りに思って、うれしく思っていたことが本当にきのうのように思い出されるわけでございますけれども、それから、もはやもう39年目に入ったということでございます。

 そういう状況の中で、この札幌の都心部が大きく今変わろうとしていると、先ほど市長からもお話ございましたけれども、札幌駅前通の地下歩行空間が完成をする、あるいは創成川公園が完成をする、東と西が一体化をして、そして、その川の上にもイベント広場ができると、こういった私たちの活用の仕方によっては大きく変わっていくゾーンになると、このように札幌がまさにことしは大きく飛躍をして、次のステージへという時代に入ったのかなと、こんなふうに感じているところでございます。

 これらのいろいろなハードの整備がソフトと相まって、本当に札幌市民の誇りとなって、昭和47年、1972年以来の大きなこのステップアップになる年なんだなと、していかなければいけないなということを感じているところでございます。そのようなときに、その仕事に携わることができたと、これは私にとっても本当に大きな喜びを感じるところでございます。

 市長の大きな夢を実現するということに対して、私どもも本当に微力ではありますけれども支えになって、そして次のステップへ、ステージへ頑張っていきたい、こう決意しております。

 以上でございます。ことしも1年、皆さま方にお世話になると思います。どうかよろしくお願いいたします。

 生島副市長のあいさつ

 皆さま、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いをいたします。

 市長が先ほど、ことしの決意、意気込みという中で、景気でありますとか、雇用でありますとか、あとは高齢化の問題など、困難な課題についてお話がございました。これ考えてみますと、すべて私が担当ということでございまして、身の引き締まる思いがいたします。

 景気がいい時代、社会に不安のない時代、こういうときというのは、市役所に対する期待というのもあまりないのだと思うのですね。今ほど話題となりました景気、雇用、または地域福祉の課題、そういうものが厳しい時代であればあるほど、やはり市役所に対する市民の皆さんの期待は大きいのではないか、それにわれわれは応えていかなければならないと、そういう気持ちでございます。そういうことに私自身がもちろん全力を尽くしていくとともに、それに携わる職員を鼓舞して、市政を盛り上げていきたいと、このように思っております。

 どうぞよろしくお願いいたします。

質疑内容

 「北海道新幹線の札幌延伸について」

日経新聞

 1点目が、先ほど市長のごあいさつの中で新幹線の話題について触れておられましたけれども、来年度の国の予算案で、札幌・新函館間を含む未着工区間については、昨年度と同様に留保するというような形になりましたけれども、それについてのご見解をお伺いしたいのと、ことし市長選ございまして、市長も昨年末に出馬表明されておりますけれども、この新幹線について、市長選に向けて政策というか、公約としてどういうふうに位置付けていかれる考えなのか、お聞かせください。

市長

 財源論がいつもネックになっておりまして、今、自民党の国会議員の皆さん方が中心になりまして、議員立法で例の旧国鉄の共済年金の引当金会計からの利益剰余金1.45兆円をどうするかということについて、これこそ新幹線を中心とした鉄道軌道の交通手段を整備するために使うべきだと、こういうふうな法案が継続審議になっているわけであります。これがどうなるかということとも非常に大きな関係がありますけれど基本的には今の予算案の中で新幹線が予算は伸びたとはいうものの、新規着工に向けての90億円の留保財源を付けるという宙ぶらりんの状況が現在続いているわけであります。

 これにはいろいろな理由があることはご承知のとおりでありますので、3課題だとか、5条件だとか、かなりハードルの高い新規着工に向けての条件を付されて、それが北海道が中心になって解決しなければならない沿線部分、あるいはその在来線問題等々についての問題もあるかというふうに思います。しかし、完全に全部クリアできなければ着工宣言しないのだというふうになれば、いつのことになるのかというのは本当に不透明な状況になるというふうに思います。やはりやることを早く決めていただきたいというのを、これからもしっかり発言をしていきたいと思いますし、運動を展開していきたいというふうに思います。

 選挙公約の中にも、新幹線の大切さといったことについては、当然私の認識が変わるわけでありませんので、引き続き最大限の努力をしていくということは盛り込まなければならないことだと、こんなふうに思っております。

 「2017年アジア冬季競技大会の開催について」

日経新聞

 もう1点、お伺いいたします。

 2017年のですね、冬季アジア大会の件なのですが、市長は議会答弁でも、前向きに検討したいという一方で、財政負担もあるので、関係機関といろいろ話し合っていきたいというご答弁をされていましたけども、市のほうが立候補する方針を固めたというような報道も出ていますので、あらためてお聞きしたいのですが、市として方向性といいますか、固まってきたものがあるのかどうかということも含めて、ご見解をあらためてお聞かせください。

市長

 昨年の暮れの段階と状況は違わないわけでありますが、経済委員会でも発表させていただきましたところまでは詰まってきているということでありまして、これ自体はやはり日本が提唱した大会でもありますので、この開催地がないという状況にはならないようにする責任の一端を、われわれも分かち持っていきたいという基本的なスタンスにありますので、あとは、いかに市民の皆さん方の負担を少なくするかということは、今も継続的に努力をしていかなければならないというふうに考えているところであります。

 前向きに、かなり前向きに考えていると。しかも、早急に結論を出さなければならないと、こういう状況にあるというふうにご理解いただきたいというふうに思います。

 「新年度予算編成について」

 「路面電車の活用に向けた今後の動きについて」

北海道新聞

 予算についてお伺いしたいんですけど、来年度、2011年度は骨格予算というのが一般的かと思うんですけれども、雇用情勢等厳しい中でどのように予算を組んでいくのかということが1点とですね、あと話変わるんですが、市電の延伸ですけれども、3月末ぐらいまでに方向性をというような話ありましたけれども、これ最後は政治判断みたいなことになると思うんですが、新しい市長が決めるほうが適当ではないかという考えはないでしょうか。

市長

 予算の点ですけれども、これも国の予算方針が地方財政についてどういうふうに固まるかということがかなり流動的なところがあって、われわれもかなり心配しながら予算編成をしてきたところでございます。ただ、現在、得ている情報によりますと、そこそこの交付税、総額として保障をされていくというようなこともありますので、骨格予算分については妥当な適正なものができるというふうに考えているところであります。

 

 それから、市電については、議論をしてきたという経過の中で、私はそれなりの結論を私の責任において出させていただくというふうに考えております。いろいろご意見はあるというふうに思いますが、議論をしっ放しで結論を出さないで任期を終えるというのは、無責任のそしりを免れないというふうに考えるのが私の立場でございます。

(以上)

 

 この内容については、重複した言葉遣いや、明らかな言い直しがあったものなどを整理した上で作成しています。

(作成:札幌市広報課報道係)

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