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更新日:2023年11月22日

札幌まつりの食

昔から6月の札幌まつり(北海道神宮祭)の時季に食べられていた郷土料理です。

 

鮭の焼き漬け

鮭の焼き漬け

材料(6人分)

生鮭(時鮭):60g6切れ

Aしょうゆ:大さじ1.5

A酒:大さじ1.5

Aみりん:大さじ1.5

A砂糖:小さじ3分の2

<付合せ>

赤カブ(ラディッシュ):6個

塩:少々

甘酢(酢3砂糖2の割合で混ぜておく)

作り方

  1. 小鍋にAを入れ、ひと煮立ちさせ、バットか四角い密閉容器に入れて冷ましておく。
  2. 鮭を白焼きにする。(白焼き:何もつけずに焼くこと。素焼きとも言う。)
  3. 焼きあがった鮭を熱いうちに1に入れる。
  4. <付合せ>ラディッシュは薄切りにし塩もみする。水が出てきたらしっかり絞る。
  5. 4を甘酢に漬ける。

このレシピの生い立ち

ハレの日にふさわしく、札幌まつりのご馳走として、各家庭では時鮭の焼きびたしが食卓に上がっていたといわれています。

赤カブの甘酢漬けは赤カブの出荷時期がちょうど札幌まつりの頃と重なっていることや、赤と白で縁起がよく、甘酢漬けにするとお赤飯と味の相性がいいということから、食卓に上がっていたといわれています。

コツ・ポイント

「焼き漬け」は昔からある調理法で、焼いた鮭をつけ汁につけることで、保存性が高まります。焼きあがった鮭がまだ熱いうちに漬け込むと、味がよくしみます。

 

煮しめ

煮しめ

材料(6人分)

ゆでぶき:150g

にんじん:2分の1本(140g)

こんにゃく:1丁(300g)

干ししいたけ:6個

さつまあげ(長方形のもの):3枚

結び昆布:6個

絹さや:6枚

煮干(小さめのもの):3g

かつお節:10g

<調味料>

酒:大さじ1と小さじ1

砂糖:大さじ1

しょうゆ:大さじ2

みりん:小さじ2

塩:少々

高野豆腐:1.5個

下ごしらえ

  1. ふきは、5センチ長さに切る。
  2. にんじんは、皮をむき、6等分の輪切り。硬めに下ゆでする。
  3. こんにゃくは、塩でもみ、下ゆでし、5ミリ程度の厚さに切り(1丁を12枚目安)、手綱こんにゃくにする。
  4. 干ししいたけは、ぬるま湯に砂糖を二つまみ程度入れて戻し、軸を取り半分に切る。
  5. 結び昆布は、1度水洗いし、水で戻す。
  6. さつまあげは、三角に切る。
  7. 絹さやは、筋取りをし、たっぷりの熱湯で塩茹でし、半分に切る。
  8. 高野豆腐は、表示どおりにもどし、1個を4つに切る。

作り方

  1. 鍋にお茶パックに入れた煮干し、かつお節、しいたけの軸を入れる。
  2. 1にふき、にんじん、こんにゃく、しいたけ、昆布を並べ入れ、昆布としいたけのもどし汁を、材料かぶるくらい注いで蓋をして強火にかける。
  3. 煮立ったらアクをとり、落としぶた(アルミ箔で作る)をして中火で約10分煮、調味料とさつまあげ、高野豆腐を入れて更に10分程度煮込む。
  4. 4味をみて、仕上げにしょうゆとみりん、塩を加えて味をととのえる。

このレシピの生い立ち

ハレの日にふさわしく、札幌まつりのご馳走として、各家庭では煮しめが食卓に上がっていたといわれています。

コツ・ポイント

いろいろなダシを混ぜるとうまみが増します。お茶パックに入れた煮干し、かつお節、しいたけなどを入れるとダシをとるのに便利です。

 

 

炊飯器で!甘納豆入り炊き込み赤飯

材料を炊飯器に入れてスイッチを入れるだけで、作れるレシピです。

甘納豆赤飯

材料(4人分)

うるち米:1.5カップ

もち米:1.5カップ

水:2~3カップ

甘納豆:100g

塩:小さじ3分の2

紅生姜:30g

食紅:少々

<ゴマ塩>(作りやすい分量)

黒ゴマ:大さじ2分の1

塩:大さじ2

作り方

  1. うるち米・もち米はまぜて洗い、30分くらい水につけ、ざるに上げて水切りをする。(15分くらい)※もち米は、長くつけすぎると柔らかくなるので注意。
  2. 甘納豆は、表面の砂糖をぬるま湯でサッと洗う。
  3. 鍋に水を入れて火にかけ、塩と食紅を混ぜ、米を加えて炊飯器で普通に炊く。スイッチが切れたら、甘納豆を入れてむらす。
    ※色は、ほんのりピンクがお勧めですが、お好みで加減してください。
  4. 器に盛り、黒ごまと塩を混ぜたゴマ塩をふり、薄切りの紅生姜を添える。

 

このレシピの生い立ち

札幌市中央区と札幌市中央区にある学校法人光塩学園は「食育に関する連携協定」を結び、共に食育をすすめています。

考案者は、光塩学園の創設者で初代学長の南部明子先生です。小豆で本格的な赤飯を炊くのは、準備が大変。子どもが喜ぶものを食べさせてあげたいという思いから、簡単にできる赤飯として甘納豆を使うことを考えたそうです。全道各地で料理講習会を行い、甘納豆赤飯のつくり方を伝えたところ、簡単に赤飯が炊けて、甘いので子どもたちが大喜びするというので、あっという間に広まり、町のお店から甘納豆が消えてしまったそうです。このレシピは、昭和20年代の後半に考案され、昭和30年代には、南部先生が道内の料理講習会で「主婦でもできる手軽料理」として紹介されました。

 

 

このページについてのお問い合わせ

札幌市中央区保健福祉部健康・子ども課

〒060-8612 札幌市中央区大通西2丁目

電話番号:011-205-3352

ファクス番号:011-218-5600