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更新日:2011年3月1日
プロフィール
氏名:笹谷 信浩(ささや のぶひろ)
職業:チキンペッカー店長(厚別中央2条4丁目)
チキンペッカーのサイト
「厚別区に食の文化を根付かせたい。」その思いを胸に、地域密着型のファーストフード店を経営している「厚別人」がいるという。第2回目の「厚別人」は「食の文化を感じるまちづくり」に取り組んでいる「人」に焦点をあててみた。 その名は笹谷信浩(ささやのぶひろ)さん、42歳。14年前、それまで8年間勤めた会社を退職し、自身も住む慣れ親しんだ土地である厚別区にチキン専門店を開店する。お店の名前は、「チキンペッカー」。子ども受けする名前、さらには10年、20年と長い目で見て、心に残るネーミングをということで名づけられた。
『脱サラを経て・・・』
サラリーマン時代の笹谷さんは、大手外食産業のシステムに関わる仕事をしていた。さまざまなチェーン店の商品開発などに携わり、外食産業の勉強を重ねていくなかで、「将来は自分もチェーン店を展開したい。」と考えるようになっていく。当時の外食産業はこぞってチキンの商品開発に乗り出していたが、1年持たずして次々と無くなっていくという状況だった。それほどチキンの商品開発での失敗を目の当たりにしてきた笹谷さんだったが、逆に「チキンでチェーン店を開きたい。大手チェーン店に負けない商品作りをしていきたい。」そう思ったと言う。その思いは強く、ついには脱サラを決意。笹谷さんの会社とも懇意のあった取引先社長に相談を持ち掛けたところ、二つ返事で了解を得る。その後、二人三脚で準備を進め、厚別区で開店することとなった。
『こだわり、そして・・・』
開店当時から、食材について研究を重ね、地域密着の店作りを目指していった。お店で提供される鶏肉は、十勝管内中札内村にある3件の契約農場で育てられた安全で良質な若鶏のみを使用。しかも、生食でも食べられるほど鮮度抜群。この鶏肉を店長自らが焼き上げる。「これだけは人に任せられないんです。」開店時から変わらず続けてきたこだわりだ。 そんな笹谷さんの一日は朝7時から始まる。店内業務はすべて自分でこなし、掃除から炭起こし、仕込み、ホームページ作成や販促物の作成にいたるまで多岐にわたる。「最初から最後まで自分でこなさないと気がすまない。貧乏性なんですよ。」 激烈な価格競争が繰り広げられているファーストフード業界にあって、あえて品質にこだわった店「チキンペッカー」。美味しく、安心で安全な商品を提供していくことで、次第に地域住民からの支持を得るようになる。「お客さまに対する心遣いは、商品に対する心遣いと同じなんですよ。」と笹谷さん。お客さまに対する気配りも忘れない。最近では、お店の評判が口コミで広がり、地域住民のみではなく、道内各地からも訪れる人が増え、土日は常時お客であふれかえるほど。すっかり厚別の人気ファーストフード店として定着し、テレビ局の取材も後を絶たない。
『厚別区の今と昔』
「10年前と比べると、活気が無くなってきていると思う。次々と個人商店が無くなっていく中で、正直不安に感じることもあります。琴似などは商店街に活気も感じるし、文化を感じる。厚別区も、文化を感じるまちにしていければいいですね。」そのためにも笹谷さんは地域の行事に積極的に参加し、まちづくりの一端を担っていきたいと考えている。
『すべての厚別人にひとこと』
「地域の人達に支えられて、ここまでやってこれました。地域の人に支持されたから今の自分があると思います。商業に携わる人間として、活気ある副都心形成の一翼を担っていきたい。今後も生活の中心である食に携わっていき、安心で美味しい商品を提供しつづけ、厚別区に食の文化を育てていきたいと思っています。今年はやりますよ。」
「厚別に食の文化を根付かせる」笹谷さんの挑戦は終わらない。



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