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もみじ台地区の外側をぐるりと取り囲む、全体で37.47ヘクタールの緑地です。
東側緑地では初夏にタンポポモドキが一面に黄色い花を咲かせるなど、四季を通じて表情豊かな自然の風景を楽しめます。
また、緑地内には野球場をはじめ、テニスコート、陸上競技場、パークゴルフ場など、スポーツ施設が充実しています。
もみじ台団地は、昭和43年から55年にかけて札幌市が造成した大規模住宅団地。原生林を切り開いた先人の苦労をしのぶとともに、用地を提供してくれた方々にも感謝し、さらにはもみじ台の輝かしい発展を願って建てられたのがこの記念塔です。
塔の台座の四方には、団地内の4つの小学校の子供たちが「結び合う心(もみじ台)」「明るい未来(みずほ)」「はたらく喜び(南)」「明るく健康な体(西)」と、それぞれの思いを刻み、新しいふるさとの担い手としての誓いを新たにしています。
野津幌川右岸に広がるもみじ台西側緑地に、サイクルパークとも呼ばれている自転車専用広場があります。
スラロームコース、ヘアピンのように折れ曲がっているU字コース、自転車で波乗りしているように感じるデコボコ道コースやダウンヒルを楽しめるすり鉢山コースなど、ユニークなコースが設けられています。
もみじ台地区のほぼ中心部にある、自然林を生かした約7.4ヘクタールま地区公園です。園内には、ヤチダモやヤマモミジ、メイゲツカエデなどが生い茂る林やミズバショウの群生地があり、自然環境に恵まれています。
満開の桜の下でのお花見にはじまり、盛大な納涼大会の花火や秋の落葉狩り、寒さを吹き飛ばす雪中運動会など、一年を通して地域の人々が集う、ふれあいの場として親しまれています。
近隣公園では区内で2番目にできた公園です。昭和48年3月の完成以来、地域の皆さんに親しまれてきましたが、リフレッシュ整備が行われ、平成7年11月に、より親しみやすい公園に生まれ変わりました。
この整備で、子供たちに好評な木製のコンビネーション遊具や、憩いの場となるパーゴラなどが新たに設置されました。また、もみじ台の地名にちなんで190本のヤマモミジとイロハモミジも秋の紅葉が植えられました。
道路の両脇に植えられたナナカマドと中央分離帯のハマナスが、青々した緑や紅葉で、季節の移り変わりを楽しませてくれる厚別東通。厚別東地区から南郷通を越え、もみじ台団地に入ると、街路樹の間に、ランプのような形をした街路樹が見えてきます。あたりが薄暗くなってくると、2つのランプにオレンジ色の光が灯り、家路を急ぐ人たちの足元を温かく照らしています。
もみじ台と江別市にはさまれた自然林の中に、近代的な街並みがひらけています。
札幌テクノパークは、札幌市が昭和60年に、情報化社会に向けてエレクトロニクスか関連の研究開発型の工業団地として、造成をはじめたもの。各企業が研究開発にしのぎを削っているのはもちろんのこと、第4回札幌市都市景観賞を受けたLINKをはじめ、周囲の豊かな自然環境にふさわしい建物づくりのセンスを競っています。
南郷通からもみじ台通を南に向かうと、ポンノッポロ川に架かるアーチ型の橋が見えてきます。もみじ台地区と札幌テクノパークを結ぶローゼ橋形式のポンノッポロ橋です。
時代の先端を行く札幌テクノパークの建物郡と、もみじ台地区の大規模住宅団地とを結ぶこの橋は、近未来と現代の時間の入口を思わせます。ユニークな形式にもかかわらず、周りの自然に溶け込んだ穏やかな雰囲気を感じさせる橋でもあります。
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